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2006年7月11日 (火)

片口鰯(かたくちいわし)

Dscf1149Dscf1152好物の鮨、この季節は特に鮨屋に行きたくなる。脂がのった光り物が美味しい季節。
その中の一つ、鰯(いわし)。今が旬ですね。真鰯(まいわし)、片口鰯(かたくちいわし)、潤目鰯(うるめいわし)とありますが写真の小振りな煮干しにみえる魚は、5月〜8月が旬の片口鰯(かたくちいわし)です。時々、東京のスーパーで見かけると、買いだめしてきます。下ごしらえして冷凍保存したり、ベランダで天日干にしたり、梅煮にしたり。田舎のほど美味しくないけど、天然もので考えたらこんなに安い魚はないってくらい、重宝します。
写真のものはこないだに実家のバッチ船曵き漁に入ってきたもので、塩ふってさっと天日干しにして(カリカリになるまですると煮干しになります)、柔らかめのじゃこにしたものを送ってもらったもの。半生じゃこのこの容姿、シルバーの部分と黒い背中の部分も奇麗だなあって見とれます。これがまた海水の美味しい塩分がよく効いて、内臓とって下ごしらえして干してなんて手間ひま考えず、手で摘んでパクパクいくらでも食べてしまいます。大根おろしでこのようにいただくとさっぱりしてまたイケる。ごはんもなしにお八つのように、皿にも取り分けず、送られてきたままの姿でがっつくき平らげてしまうほど美味い。
片口鰯の名前の由来は、口の上部が下部に比べて極端に出っ張ってるからだとか(写真は頭がありませんが)。背中が黒いので背黒鰯とも呼ばれています。実家のほうではヒシコとも呼ばれています。これは他方でも呼ばれているようです。片口鰯の稚魚はしらすで、たたみいわしもそうです。英名は「Japanese anchovy(ジャパニーズ・アンチョビ)」。一か月ほど塩漬けにし、更にバージンオリーブオイルにつけたらそりゃ〜ん〜まい。スーパーでよく見る缶詰よりナイスなアンチョビが作れますね。
真鰯と同様、梅で似たり、煮干しのほか、縁起物のたつくりにしたり、またこちらの片口鰯は身に歯ごたえがあるので、刺し身にした時には3種の鰯の中で一番おいしいとも言われています。漁獲量の激減で庶民の魚が高級魚となりつつある近年、片口鰯においてじゃ年毎の増減は激しいのですが、長い目でみて横ばいと言われています。真鰯のような高級魚になってしまわないことを祈るばかりです。

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