« スヌーピーもも | トップページ | セーマン »

2006年9月24日 (日)

海女さんを訪ねて

Dscf2263Dscf2366Dscf2255Dscf2257Dscf2309Dscf2326Dscf2358_1Dscf2362_1Dscf2346_122日の夜から海女さんを訪ねる旅に行ってきました。伊勢志摩の大王町にある名切漁港で「海女さんと磯遊び」。波切は絵描きの街として昔から有名です。あいにく23日は台風の影響により、波が荒立ち浜は大時化。開催される浜は干潟も波で無くなっていたため、埋め立て地になってる安全な砂浜のある浜で行われました。海女さんは87歳、74歳、65歳、56歳の4人。60代70代なんて普通に現役だそう。50代の海女さんはビギナーで若手らしい。87歳の海女さんはぴんぴんされてるし、ここ一帯の天気が天気予報より当たると言う。なんでも、早朝起きて、岩場に耳を当てるとその日の海の具合が分かるらしい。海の音が聞こえるという。神業だ。自然と共に長年働いてる人たちは自然と対話できるのだろうな。いいなあ。
海女さんの衣装は白い巻き物がよく知られていたけど、30年前くらいからスエットになったから冬でも幾分平気になったらしいが、白い巻き物だった頃は真冬の海の中に潜るのに20分がいっぱいいっぱいだったと言う。お腹に赤ちゃんがいる時も真冬の海に潜るらしく、「お腹がカチカチになってなぁ」と話されてた。手が岩場に挟まって上に戻れなくなったり、縄(命綱)が何かにくるまって上がれなくなったりする命がけの仕事。海女さんは昔はセーマン、ドーマンという星形と格子模様のおまじないの印を手ぬぐいに縫い付け、お守りをつけ、海の神様が祀ってある山に向かって、祈りし、海の水を口に含んだり、息を長く続けれるようねずみのような鳴き声をするなど、海に潜る前に自然に対して身を案じ尊む儀式もいろいろあったようだ。白い衣装はサメから身を守るサメ避けの役割があり、スエットの今でも上から羽織って潜るらしい。
海女さんが海に潜ってる間、浜辺で天草や岩をひっくり返して貝を見つけたりした。
ひとしきりして海女さんが上がってきた。獲れたてのウニに触ってみた。このままずっと眺めていたいくらい自然の産物は奇麗。完璧だった。サザエ焼きやみんなで獲った貝を入れた味噌汁をいただいたり楽しいひとときだった。「奇麗な海の底見れていいですねえ〜」の問いかけに、「奇麗なんて見とれとってはじぇに(銭)にならんでの」と87歳の海女さん。本日収穫の海産物がお金に変わるときが一番幸せと言ってた。最もだ。笑
今朝帰って、海女さんと海の風景の余韻に浸りながら、今週は行けそうにないHBギャラリーに急ぎ足で行き、横浜の駅ビルに用事済ませに行って、仕事に取りかかり、現実の生活に戻ったのでした。

|

« スヌーピーもも | トップページ | セーマン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 海女さんを訪ねて:

« スヌーピーもも | トップページ | セーマン »