« 銀の光輝 浅野弥衛の世界 | トップページ | 家という作品 »

2006年11月 4日 (土)

浅野弥衛 語録

Dscf3130Dscf3127Dscf3128
画家の残した言葉に惹かれる。画家は画家であると同時に偉大な詩人でもあり。

「絵を寄贈した学校から絵の上下が判らん、と言ってきましたんで、どうとも好きなように、とお答えしたんですが、聞き入れて戴けません。それで、行って、きちんと懸けてきました。」

「私の作品について よく何ですのやと説明を求められますわ。好きなように見て下さいと言うてます。」

また、弥衛の次女で文筆家の故・浅野美子さんの言葉に、「父の元に、どこからともなく時々駆け込み弟子志願がちらほらいらして、その都度父はその方々の絵を見て「上手いわあ。わしより巧い。」と感心して言いました。何を見ても褒めてばかりいる父のもとを駆け込み弟子たちは知らぬ間に去って行きます。父はお世辞でも何でもなく、その方々の絵に心底感心していたのです。こうやってどこからともなく来ては去っていく駆け込み弟子たち。父としては、絵は人に習うものではない。自分の中から生みだすもの。と考えていたのだと思います。」
というようなことが書かれていて、印象的だった。
生前、美子さんの、父を見るまなざしから語られる数々は全て心に残るものだった。

没後10年、現代美術画家・浅野弥衛の世界は本日まで。

|

« 銀の光輝 浅野弥衛の世界 | トップページ | 家という作品 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 浅野弥衛 語録:

« 銀の光輝 浅野弥衛の世界 | トップページ | 家という作品 »