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2007年3月25日 (日)

名もない人々がつくったものたち

Dscf4135今朝石川県で大きな地震があった。金沢は日本の工芸の優秀な国、風土ある素晴らしい国、大きな被害にならないことを祈ります。金沢だけでなく日本の世界のどんなところで起こっている災害も事件も自分自身につながっているのだけど。
今、児童書に夢中なのですが、これは気にいってる児童書の一つ。地味で丁寧につくられた本。ものの見方、生き方のお手本にもなる私のバイブルです。子供に向けた文章ですが、決して子供の年齢まで降りて話をしていません。大人の言葉のままで、でも子供にわかるようにまっすぐ丁寧にこつこつと説かれたものです。感性のいい子供のことだから直線ですぐ伝わるのでしょう。大人の心にこそずしんずしんと響く。この柚木沙弥郎の装丁が豪華。
少年民芸館 本文の中から引用。
「民芸品の美しさは謙遜(威張らない)の美しさです。第一にこのような道具を作る人たちは威張っている人たちではありません。名はわかりません。何とかして良いものを作って、安く広める役目をよろこんでいます。中略/そういう威張らない美しさは、奉仕(人に支える)の美しさです。一軒の家でもお母さんは威張っていません。台所や洗濯などをずんずんやります。そして少しも報いを求めないのです。」「そのような良いものを、昔も今も、名もない人々が私たちのために作っていることを尊び、名もない人々の内にひそんでいる力を崇めてください。」

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