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2007年6月 3日 (日)

生きていることが伝達

Dscf4537昨日は、以前一緒にお仕事していた方と御会いしていろんな話をした。昔ひとつの作品を作るために家族より恋人より時間を共にし、ひとつのことをつきつめるためにえぐり合い、苦楽を共にした人だ。自分のなかのいろんなものを引き出してもらったり、気付かせてもらった、私にとってカリスマ編集家だ。その方に会うたび、毎回いろんなことを私は確認する。
そう、私は絵だけではもの足りない、いい足りないものがいつもある(絵を全てという、絵のみで勝負できる人はある意味羨ましくもあるし尊敬する)。だからそれを(いい足りないことを)文章や言葉にもする。それを何らかのかたちにすることも大事だろうけど、それよりも先に、伝えたいことがあるとすれば、それは私が普段、日々出会う人に、お茶や食事しながら会話の中で、手紙や日々のやりとりの中で何かしら表現してることになる。というかそれのが強い。人は何かしらみんな伝えたいことや言いたいことを持っていて、それがその人にしかできないやり方で表現している。子育てもそうだし、家族のためにごはんをつくることのなかに流れるものもなんら変わりない。人は生きているだけで廻りに影響を及ぼし、また影響を受ける。
その中に絵があったり文章があったりするだけ。
顔の見えない人たちに向けて何かをかたちにし伝えること以上に大切なことは・・・、私が生きて行くなかでどれだけの人に出会うだろう関わるだろうその人々に日々日常的にそれを(私の伝えたい事を)伝達できるかどうか。
それがとても重要だと最近思う。リラックスして。
そのことができないで、顔の見えない人に向けて何かを伝えられるはずがないと思っている。
それは、何かをかたちにして表現する以前に大切な私の仕事。そしてその仕事に期限はない。

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