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2007年8月29日 (水)

青森県 六ヶ所村で行われていること 3

最近まで青森県 六ヶ所村の核燃料再処理工場の問題、既に大量の放射能が空や海に放出されるプロジェクトは開始されたこと、六ヶ所村の人々が抱えてしまった運命のことを何も知りませんでした。

「六ヶ所村ラプソディ」を観てはじめて知り、原発について、電力会社から電気を当たり前のように買い続ける日々の暮らしについて改めて考た。いろんな角度からの六ヶ所村の問題について学びたいし知りたいと思う。そして、できるかぎり想像したいと思う。Tさんの見解を一つ。以下、六ヶ所村の燃料再処理工場について。

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六ヶ所村の再処理工場が、最近稼働したことを知りました。

再処理工場のことは知ってましたが、詳しくは知りませんでした。
そこで僕が思ったことがあったので書いてみたいと思いました。
違う部分もあるかもしれないけど、ひとつの意見として。

再処理工場が危険なのは事実なんですが、今ま で使用済み核燃料は
イギリス、フランスまで船で運ばれて、他国の再処理工場で処分しても
らってたわけです。
それが、日本でするとなると、だめだという理屈は少し違うのではないかと
思います。

再処理しないという動きが世界ではあるようですが、再処理しない場合
は直接処分ということになります。
ただどちらにもデメリットがあるので単純にどっちがいいとは言えませ
ん。

再処理の場合は資源の有効活用(使用済み燃料からのプルトニウムとウ
ランの抽出によって再利用(プルサーマル)、もしくは高速増殖炉によ
る増殖)ができます。そして高レベル廃棄物のみを切り離したら、直接
処分の10分の1程度の体積に収まるらしいです。
ただ、コスト面と放射線を多く出すため危険が多い。

反対に、直接処分だとコスト面は再処理するより安くつき、再処理工場
での放射線の危険性を回避できる。
ただ、燃料の無駄使いと直接捨てた廃棄物にはプルトニウムがふくまれ
るため、放射能のレベルが下がるのに莫大な年月がかかる。

政府は廃棄物の最終処分先の候補地を、多額の補助金をえさに募ってま
すが、なかなか決まってません。
たまにニュースで立候補すると村長のコメントが流れたりしてますが、
住民の反対でなくなってしまうケースがありました。

原子力による電力供給を受ける限りは、再処理工場での廃棄物からのウ
ランとプルトニウムの抽出をしてから残った廃棄物を地下に埋めるか、
もしくは直接廃棄物を地下に埋めるしかないんですよね。
前者だと、言うように海や空に放射線が排出されますね 。
(六ヶ所村の処理工場は危険値を下回ってるので大丈夫と言ってますが、
真実はどうかわかりません。)また事故が起これば大惨事です。

後者も地球を長い目で考えると、害がでてくることは間違いないと思い
ます。未来の子供に負の財産を残す訳ですから。

だから日本で候補地がでてこないんでしょう。目先のエサではつられ
ない住民の判断はもっともだと思います。

だから六ヶ所村の処理工場ストップというのも僕としてははっきり言え
ないんです。
まずは直接処分か再処理かをおのおの考える必要があるかと。
(現在日 本は再処理の道を選んでますが)
そして六ヶ所村の再処理工場をストップさせたなら、直接処分というこ
とになるので至急に埋める場所を決めないといけない。

原子力に頼らないという案もありますが、今のところ日本では無理で
しょう。いろいろな問題があります。

原子力=悪という概念は間違っていて、原子力にもメリットはあります 。
(CO2排出が少ないことなど)。そして他のいいと思われてる 電力発電
方法にもデメリットはあります。(COsでいえば火力発 電だと温暖化に
もろに影響ありです。そしてCO2の6%削減を目指す京都議定書に逆行し
てるかも しれないですね)


結局のところ、電気の使用量を減らすことしかないんですよね。

六ヶ所 村の件は、これからの日本人が原子力危険と日常の便利さ快適さとの
関係を考えるきっかけになると思います。
今迄は、他国で危険なゴミを処理してもらってた訳で、それが自国です
るとなると反対というのは難しいです。

東京などの電気を多く消費してる場所でやればというアイデアは僕もい
ちど思ったことがあります。
ただ、東京に作って、爆発や事故が起きたら確実に日本はつぶれますよ
ね。心臓がやられるので。そして日本がつぶれたらアジアの多くに多大な
影響があって、どれぐらいの世界規模の影響があるか想像がつきません。
その前に、司法、立法、行政機能、ならびに大きな会社すべてが東京か ら
離れるでしょうね。

つまり環境と経済は密接で、難しい関係です。そのバランスをうまくと
りながらゆっくりと進むしかにんですかね?
そして知って考えることですよね。
それにはこの六ヶ所村の件、ならびに原子力などのエネルギーのことを
もっとマスコミも流してもいいと思うし、そうしていくべきなんかなと思います。


僕の個人的なアイデアでは、電気代に原子力廃止対策費などの名目で税 金を
どばっとかけてもいいんじゃないかと思います。タバコが外国で莫 大な税金が
かかるように。

そんなことを思い、ひさしぶりに原子力について考えてみました。


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続、再処理工場の問題について

続、廃棄物の処理の仕方で再処理か直接処理かというどちらかという問題について、二者択一の問題ではなく、前提をひっくり返せばいいのではとも思います。原発賛成か反対かという問題もおなじです。

つまり、おおげさにいえば原発がいらないぐらいの電気量に制限するん です。法律で定めるなり、きびしくやってもいいかもしれません。

経済的に大きなダメージを受けるだろうし、利便性、快適さに慣れてし まった僕らには苦しく感じるかもしれないです。おそらくそうなると、深夜にパソコンなんてできないでしょう。自家発電しない限りは。

僕自身は経済発展イコール生活の豊かさとは考えていないので、経済が 後退しても、工夫次第で生活は豊かにできると思っています。平和ボケしてるぼくらが痛みに耐えれるかはわからないけど、その苦し さに慣れたら普通に過ごせるでしょう。

実際、100年前はこんなに電気はいらなかったわけですから。


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