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2007年8月22日 (水)

描かないで描く

38
今日は軒並み、部屋の温度は39〜40度。ただいま34.5度。

ある企業のカタログのイラストを午後からずーっと描いていました。予定では、午前中にはその本番は終わり、注文のファインアートを描き、シルクスクリーンの版画工房に来月か再来月受講予約してあり、それの下書きを考え、明日の打ち合わせの用意、ファイル作成が午後の予定でした。なんと〜〜、陽もくれてこの時間。

まあやっと仕上がって宅急便に今のせました。その企業は銀座にあるので、明日、M社に伺うためお届けにあがれば無駄なco2も出さずに済んだはずです。環境に対し、ごめんなさい。

今日描いたイラストの企業は、天然素材を随分昔から追求しており、商品の包装や紙面に渡るまで、徹底したサステナブル方針を心掛けている。ので、参加できて余計に嬉しい。そして私も随分長い間ここの無添加スキンケア商品を使ってきて、今も愛用中。出来上がったらHPに掲載しますので観てくださいね。かなりの数で全国に配られると思います。

そこで、秋の果物たちをかごにもりつけてみました。オータムン色を出し、秋の恵みの味わいを伝えたい。
また、どツボにはまり、8枚程描き直しました。これ、オジリナル作品だったらとっとと構図変えたり、モチーフ転換します。 この構図でモチーフでラフが通ったのでこれをなんとしても完成させねばなりまへん。

いつもは水彩ベースにミクストメディア(いろんな画材を混ぜ合わせ)材感だすためにひっちゃかめっちゃか使います。それは誌面でのテーマとイラストの使われ方によるのだけれど、こってり感が合うと思うと、時に林檎が油(画材)を必要とする時もある。
天然素材で勝負している今日の企業は、透明感、水を大切にする会社です。なのでたっぷりの水を含ませた水彩のみにしました。 そして水彩のみっていうのがまた難しい!時間が勝負だから。水彩のにじみ具合、乾く時間を計算しながら筆を運ぶので、一枚描き始めると、電話にもでられません。刻一刻と水は紙に吸収されて、蒸発していく。でもって、いかに描かずに描くかが、水彩のみで描く場合に、とくに目指しているところです。

味覚も、香りも季節感も、極力描かないことで、描きあらわす。絵は線が命だと思うのです。線の集合体だから。
そんでもって、いつもの悪い癖で、いいものを描きたい、描いてやろうと欲張って、紙に気合い入れ過ぎてしまい、描けなかったのです。こういう悪いパターンを今までいっぱい経験してきたので、うまくいかないときは、気を抜くことで上手くいくことを自然と学びました。 

気分転換を何度として、意識を変えます。もがきの末、めでたく、秋の香りと味覚をのせた、気が抜けたいい具合の絵ができました。(と思います 汗)

来月配布されます。デザインも良かったら、来年のイラストレーションファイル(玄光社刊)に載せたいと思います。 年末に今年やった仕事のなかから4点選ぶのですが、もうそろそんな時期だ〜。たくさんいい絵を描かなくては〜。
という、描いてやろう根性はまた失敗のもとやで〜、いうてるやろ〜!


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