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2007年8月 3日 (金)

ノーミュージック・ノーライフ

070731_164101「真っ白と黒のゲルニカに、たくさん色を塗れたら、目の前に、真っ白と黒のゲルニカに、たくさん色を見たいから、新世紀だろうがさ、根本は何も変わりゃしない、見てみなよ、独裁者が叫ぶ革命はエゴさ、目をそらさずに見てほしい、本当にある事から、目の前に、何枚のゲルニカのレプリカを、描いては焼いたのさ」中村一義「ゲルニカ」ERAより

無性に中村一義のERAを聴きたくなって思いきり聴いた。ノーミュージック・ノーライフのくせにそこに入るとなかなか抜け出せなくて、BGMで聴けなくて仕事にも生活にも支障をきたすので、引っ越しを重ねる都度、ほとんど処分してきた。でも、後悔して時々買い直したりして何やっとんのーって感じ。
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「風とロック」の立ち上げ人、CMディレクター、クリエィティブアートディレクターの箭内道彦さんを見ていると、まさに「ノーミュージック・ノーライフ」。ソウルがロック、目つきがとことん格闘家で私にとってはロックミュージシャン、いつも心打たれている。尖り方もフアックユー加減もまさにツボ。
そんな箭内さんがイラストレーション誌のなかのイラストレーターの登竜門とも言われる誌上公募「チョイス」の審査員をされた。そのあとの感想がまたたまらない。
「イラストレーターになりたかった。若い頃の僕。だけど、最後まで「自分の絵」が見つけられなかった。いま考えるとたぶん僕はイラストレーションが描きたかったんじゃなくて、イラストレーターになりたかっただけなんじゃないかと思う。学生時代「チョイス」に何度も応募した。すべて落選。この前、リリー・フランキーさんと飲んだ時、イラストレーターになることが重要なんじゃなくて、どんなイラストレーターになりたいかが大事なんだよね。」と言っていた。描きたいものを描く、ああどうしてそのことはこんなにも難しいんだ。どうしようもなく苦しかった。中略。
20年振りの憧れのチョイスとトラウマに対峠することになった今回の審査。あの頃とは反対の場所から。量の膨大さに驚く。中略。
ある雑誌の中で隔月でたった一人の人間がたくさんの思いをドキュメントと受け止めた、大きな誤差を含んだドキュメンタリーでしかないんだ。描いているだけで楽しい、それも真実。戦略的に描く、それも真実。それぞれの人生を賭けて。絵を描く人はきっとそれだけで美しい。その苦しみから逃げ出さないだけで美しいんだ。
「チョイス」を信じるな。「チョイス」にありがとう。
---------イラストレーション NO.167 審査員 箭内道彦「ぼくのチョイス」インタビューより

ブラボーブラボーブラボーーーーー!!!
音楽(ロック)が好きで映像がとことん好きで、自分のトラウマと向き合いつつ、体当たりで自分探しをしてた、そんなアートディレクターの箭内道彦の人生のドキュメントに心揺さぶられる。箭内さんのその生きる姿が私には美しい。そこに宿るロックスピリットに打たれて止みません。

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コメント

めぐちゃんの中に宿るロックスピリットに通じるものがあるからかな?箭内さんみてるとめぐちゃん思い出してたし。箭内道彦ってもう生きざまが私たちの好きなロックよ、その都度はかれる言葉に泣きそうになるよ。リリーとまぶだちってとこもええやろ?
あ、そうそう箭内さんが南野陽子とつき合ってることしってた?南野ちゃん選んだってとこがブラボーすぎるやろ?笑。交際発覚嬉しかったもん。でかした! 箭内道彦、とことんヤルな〜って思うわ!^0^

投稿: やだ | 2007年8月 4日 (土) 18:22

箭内道彦さんって人は知らんけど、リリーさんのお友達なんやなぁ!
勝美ちゃんの好きな人とあたしの好きな人が繋がってるってのも、またおもしろいねぇ!!
なんか読んでいて泣きそうになりました。

投稿: めぐちゃん | 2007年8月 4日 (土) 17:10

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