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2007年8月31日 (金)

水になった村のひとしずく

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午前中に本日のノルマの仕事を終わらせ、午後から東中野のポレタイ(ポレポレタイムズ社)に久々に水になった村のお手伝いに行ってきました。東京都内の自然食レストランガイドをみつつ、順番に電話をかけていく。チラシ配布のお願いをし、一筆お礼状を書いてチラシを封筒に入れ、宛名書きし、メール便の手続きをします。普段の営業と全く同じ、こような営業の電話は今でもやってます。どれだけやってきても、営業には全くなれません。
顔が見えないから人見知りは免れど、知らない人に働きかけて声をかけるのは勇気いるし、電話の営業は気をつかうし緊張する。たった1分〜2分で自己アピールし、会いたいなあ観たいなあと思わせなくてはならない、映画の魅力を説明しなくてはならない。口説きの修行。

「どうか、作品を観ていただけませんでしょうか?」を、「どうか、素晴らしいこの映画を、一人でも多くの方々に観ていただきたいと思っております。チラシを置いていただけませんでしょうか?よろしくお願いします。」
イラストレーターもカメラマンも、映画監督も、映画会社も、営業は命です。


「今、忙しいから」とものの数秒足らずで無下に断る人もいれば(仕方ないが、言われ方によっては傷付くこともある)、「その映画知っていますよ。是非送ってください、僕も観に行きますよ」と泣けてくるお言葉いただける方も。たかだが顔の見えない声だけの一本の電話の出会いでも、人と人とのつながりを実感し、感謝する瞬間である。

今日は本橋成一監督も大西監督も一緒にチケット切りをしていました。カメラマンの事務所なのでいい写真があるある。強くて素晴らしい写真を撮ってる若いカメラマンも仕事明けに手伝いに来て、みんなでもくもくわいわいたんたんとやる。会話をきいたり、言葉をかわしてるなかでつくづく、ここの人たちはほんとうにやさしいなあと思う。やさしすぎて損をしがちな人たちばかり。
やさしいのだけれど、ものをつくる思いにかけては厳しく妥協はしない。強い写真と映像を撮る。が、故に人の心に届くのだろうなと思った。

日本一のダム開発に沈んだ徳山村に、ぎりぎりまで自然の神々に感謝し、我が愛するふるさとの自然とともに生きたジジババたちの15年のドキュメント映画。「水になった村」
いよいよ東京は10/5日までです。

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コメント

毎朝毎夜ほんと御苦労様です。
しかし営業ってほんま神経すり減らすよねえ。
誰かに頼みたいけど、これ自分でやるのがまたひとつの経験で
たくましくなってくんやろうねえ。作品創りと全く違う呼び掛けやでねえ、
いちいち情感で動いて落ちこんでられやんし。

大西監督も本橋監督に昨日、尻たたかれてたけど、
苦手っぽいもんなあ。本橋監督もとことん作家やで、苦手やろうになあ。

湯水のように沸きあがる雑事、労働、もろもろ、ほんま
たいへんやわ〜って昨日も思った。しかし、かような努力の蓄積によって、
この映像の記録が日本中の人々に
ゆっくり浸透していくんやなあって、感動しています。
東京上映はあと一ヶ月、がんばってや〜。応援してるしかけつけるし〜〜♪

投稿: やだ | 2007年9月 1日 (土) 10:57

今宵は駅の反対側でまだまだ仕事に明け暮れています。
今日は姉さんが突然現れたガラスのあごを持つ天使のようでした(笑)
ありがとうございました!なんだか、あまりのぱたぱたにあまりゆっくり話しも出来ないまま・・・かなし。
電話で必死に「これ、すごっくいい映画なんです!だから観て欲しくて」といっているのが聞こえてきて、なんだかうれしくなりました。
私もこの「営業」、ここに来て初めてやってますが、本当に電話一本、メール一つで人が出るし、ものすごく人の優しさを感じられる。
結構みんな優しいんですよねえ。しみじみ。
この前、夜疲弊しながら営業をしたところのお店のブログを見たら、
映画の紹介をしてくれた後、「僕達にできること それは知ること
そして伝えること」と書いてくれていて・・・泣けました。
いい出会いがたくさんあるね。

投稿: 近所の住人@ポレタイ | 2007年8月31日 (金) 23:07

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