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2007年9月20日 (木)

お彼岸

Dscf5202_2Dscf5205_2Dscf5206_2Dscf5207_2Dscf5208_219日の早朝、新幹線で大阪に向いました。いとへんに高田竹弥さんの展覧会を観に行った。一井由美さんにつき合ってもらい、由美さんの弟さんのお店で早めのランチをいただく。由美さんにはいつも大阪に行ったときはつき合ってもらっている。でもって、いつも私の話をいっぱい聞いてくれる。ちょっぴりお姉さんで、とても広がりのあるふくよかな内面をもつ由美さんは、スポンジみたいに私のなかのとごりを吸収してくる。由美さんに話すとポロポロ涙が流れてくる。この数日で私は、何年分もの涙を流したように思う。道を歩きながら、部屋から空を眺めては、樹や葉っぱが風に吹かれる姿を観ては、絵を描いていても、とめどなく涙があふれてくる。こんなに体のどこから涙がくるのか不思議なくらいに。どんどんなかにあるものが剥がれてしまえばいいと思う。これは、前に進むための涙。もっとたくさん、こうやって普段から泣けばいいんだ。
このように自然に泣かせてくれる由美さんにはいつも感謝している。
夕方近く、いとへんに着き、高田さんの作品を眺めながらお茶をひとしきり楽しむ。

そのあと三重県に向かう。次の日、お彼岸のお参りに行く。漁師で無類の酒飲みのだった乙七じいちゃんのお墓に、湯飲みと墓石に、墓石のまわりにと、「じいちゃん、腹いっぱい飲みなえ」ってたくさんの日本酒をかけて参ってきた。乙七じいちゃんは私が生まれる前に亡くなっていて、私は会ったことがない。漁師で酒飲みで、無口で頑固な昔のおじいさんって感じで、とかく酒が大好きだったらしい。会ったことないけど、いつも身近にじいちゃんを感じていて、ずっと生きていたじいちゃんばあちゃんより強く感じるからきっと縁が深いのだろうと思う。

久しぶりに而今禾にも行く。離れの家が完成していてお邪魔した。犬のいちご(雄)が家族の一員になっていた。この離れから見える黄色い小屋のかわいらしいこと。西川さんは「もうはよう80才くらいになってなんも働かんでもええようになりたいわ。」と相変わらず若いのに初老みたいな事をいい、笑えた。恭子さんは、「犬ってこんなにかわいいもんやとは思わんだわ」ってチョコレートアイスをくれながら二人で食べながら話してくれた。この犬のいちごが名前が忘れたけど優秀な犬でお行儀がいいらしい。けど、私をすぐ見抜いて、終始、めっちゃジャンプしてペロペロ舐めてきて、ひとしきり好奇心の的で、そして終いにはこんなもんかと私に飽きたらしく見向きもしなくなって、そっぽ向いていた。可愛らしい好奇心とテンションが夢乃ちゃんにも似てるように思えた。

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