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2007年9月 3日 (月)

明日の神話 

12昨日は、今日を逃したら今年はもう行けないかもしれないと思い立って、東京の郊外、国立に行きました。駅のシンボル三角屋根も開発工事のためなくなって、すっかり様相の変わった国立。しかし相変わらずこんなに緑が豊富だったんだとあふれんばかりの緑に包まれた木々の奇麗な空気の中を歩きました。ここ国立はまるでヴァチカン共和国やムーミン谷のような独立している町の雰囲気があって、なんとも独特な町。

お世話になってるお店に挨拶に。しかし会話の途中、この街に長年住んでいたとは思えないくらい点在する建物の名前や市役所の場所や、いろんなことを忘れていた自分に驚く。16年も住んでいたのが信じられないくらい、すっかり他人の町に思えた。たくさんの知り合いやお世話になった人々がいて、あの人にも連絡しなきゃ、あの方にもあの店にも挨拶しにいきたいなと思いながら、こんなことあったなあ、あんなことあったなあと情景を思い浮かべながら、旭通り、大学通りを歩く道すがらでした。昨日はとりいそぎお二人に会ってきただけになりました。森林浴が気持ち良い休日の町並でした。
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岡本太郎の「明日の神話」とともに、 アメリカ社会の底辺労働者への貧困、差別、戦争を終始描いたアメリカを代表する画家、ベンシャーンの「 ラッキー・ドラゴン」シリーズは第五福竜丸の水爆事件を記録した芸術作品です。
被爆した第五福竜丸が帰ってきた静岡の焼津漁港は、9月3日の今日に解体工事され、更地になるそうです。とても残念でかなしいことですが、ベンシャーンの「 ラッキー・ドラゴン」と岡本太郎の「明日の神話」が、核実験は今もなお現実に行われていて、それはいつでも使えるものである(みんなが核の存在を忘れた時)こと、第五福竜丸の23人の漁師が死の灰をかぶったことは忘れてはいけない歴史的な事件だと後世にメッセージを送ってくれています。
そういえば「六ヶ所村ラプソディ」の映画のなかで忘れられなかった映像のひとつ。
京都大学の、原発・核処理のへの恐ろしさを説く教授(科学者)の研究室に、ピカソの「ゲルニカ」(印刷物)があったことは見逃せませんでした。今でも思い出す忘れられないシーンです。



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