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2007年9月 7日 (金)

浜の近くになる無花果

Dscf5092昨晩から明け方にかけて台風9号のおいでで強風に窓が音鳴ってました。ベランダにだしてあるでかい鉢植えのオモトが強風で落下していたらどうしよう、と思いつつ、窓を開ける余地もないくらいの暴風でした。やがて無事なオモトを早朝確認して胸を撫で下ろす。この台風で海の中がひっかき回されて良かったのではないかと思う。海の底は合成洗剤が含まれた工場や一般家庭からの生活排水の蓄積がヘドロとなって、大変な事になってるらしい。
日本の内湾のような湾口の小さく、外湾との水が入れ代わりにくいところはとくにヘドロでの蓄積が深刻で、台風がくると多少海底がひっかきまわされて有り難い自然の循環だ。

川や田畑や海に、合成洗剤を流してはいけません。
戦前はみな、自然に還る石けんだったのです。
戦後、高度成長期に、金儲けに走った企業が毒物を入れて合成洗剤をつくってしまったのです。いくら汚れが落ちるからって(ほんとうは汚れは水だけでも落ちる)、なんでもかんでも自然に捨てるようになった人間は、もはや自浄作用のあった無言の自然がその力をなくし、自分で癒すことができないまでにしてしまったのです。
更に、合成洗剤に含まれる化学物質は肌着、服など、着るものに残留してるため(いくら水で洗っても合成化学物質は落ちません)、否応なしに皮膚を通過して体内に入ってきます。体内に蓄積され、アトピーやぜんそく、癌のもとをつくるといいます。川をつたい田畑や海に捨てられた毒物(合成洗剤)たちは、お米となり、野菜となり、魚となり、自分達の口に返ってくる。結局、人間は自然=自分を破壊していっています。

私たちは、もっと自然の痛みを、自分の痛みとして想像しなくてはならない。今こそ、ほんとうに想像力(イメージする力)が必要な時代です。

写真は実家の浜の近くの畑で、母が育ててる無花果。これがまた農薬の味がしなくて旨い。やっぱり農薬のかかった食べ物とそうでないものはわかる。農薬で育ってない食べ物は、いびつでも、土の味、やさしい味がする。

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