« 本日の先生 | トップページ | 何者かに作らされている さだまさし »

2008年4月 8日 (火)

ちりぬるを

Dscf7034桜散っちゃいましたね。昨晩からの大雨で東京は、というか、うちのベランダから見える桜は散ってしまいました。


昨日の深夜番組で、プロフエッショナルの流儀の再放送がやっていた。WEBデザイナー中村勇吾。すごく引き込まれた。一クライアントの仕事を43日間かけてアイデアを出す過程を追う。

中村語録
「なんか気持ちいい」を大切にする。独学が強み。試行錯誤を楽しむ。巡ってきた仕事は一生に一度の仕事と思って向き合う。

経験から得た自らの言葉に説得力がある。最初はこの方の外観がデザイナーなのに(ムーミンみたいにぬぼ〜っと見えて)パッとしなくて、人気ADの佐藤可士和みたいな華やかさもなく、ぼーっとみてたら、最後にはこの人自身から滲み出る(何度でもだしのとれる昆布やスルメのごとく)魅力に魅了されていた。。

今やニューヨーク近代美術館MOMAのサイトも手掛け世界的な期待を背負う歴史的なWEBデザイナーみたいだけど、作品もすごいなーって思ったけど、やっぱりいい作品つくる人はその人そのものが結局は作品。

故に今回の中村勇吾さんがこんなにすごい作品をつくる人だというのも納得と、勝手に腑に落ちていた。

あと、絶望って絶好のチャンス(こういう言葉は世に出尽くしてるが)なんだなって、改めて痛感した。

たぶん、相当な絶望と挫折。大きければ大きいほど大物になるチャンスがあるかもしれない。また、チャンスというのは、絶望や挫折のなかでこそ隠れていて、真理や答えは、絶望や挫折のなかでしか見えないものなのかもしれないととつとつと考えた。もしそうなら、たちはだかる困難に文句は言ってはいけないのだろう。むしろ感謝すべきなんだろう。大きければ大きいほど感謝?

佐藤可士和の時もそうだったなあと鑑賞しながら回想にふけっていたが、今回の中村勇吾も同じく、絶望の淵に立った時の作家の心境、その中で自分で掴んだ光、それを語る時の表情はとても心に突き刺さった。その暗闇が今の彼等をつくったこともよく伝わってきた。


その絶望と挫折から落ちる暗闇は、自ら落ちるものでもなく、与えられるものなんだろうな。

目の前のことを一生懸命やること、そこからというのもこの番組の中で学んだ。

実に収穫の多い緊張した一時間でした。

|

« 本日の先生 | トップページ | 何者かに作らされている さだまさし »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 本日の先生 | トップページ | 何者かに作らされている さだまさし »