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2008年7月18日 (金)

抽象画について

1こないだ、専門学校で、抽象画と具象画の違いを授業でしました。私のことは、先生と呼ぶのが常で、本名も言ってもほとんど覚えてなく、デッサンの授業に雇われている人、絵を仕事にしてる人?、くらいしか知らない。よって、生徒に自分の作品を見せるのははじめてで面白がってくれた。イラストの仕事も持参したことないのに、はじめて抽象画の原画を数点持参して、みなに見ていただきました。

わけわかりませんでもなんでもいいです、好きか嫌いかでいいのです。これを見て何かを感じたら、それは君たちの中にあるものです。つまり、君たちの中にあるものでしか見えません。絵は鏡です。もし、この作品を観て、何も感じなかったら、それは作り手が悪いのです。作り手の私の責任です。力不足ということです。世の中にある(絵)画も全てそう思っていいです。何も感じなかったら、それは作り手の勉強不足です。
 
生徒の一人が、前に、公募展の作品展を観に美術館に行ったとき、ほとんど具象画の中で一枚だけでかい抽象画があって、それが大賞で、なんでそれが大賞なのか意味がわからず、しばらく画面の前にいたという。しかし、美術館一周しても、自分がその絵の前に戻ってくることに驚いたという。何か気になって、惹き寄せられたと。
そう!!それが抽象画というものです。わけわからん、でも、、気になる。。。抽象画は訓練でいくらでも見れるようになってきます。どんどん生の絵を見てください。ギャラリーに行けばただで見れる。「何か気になる!」その直感を、大事にしてください。それが、あなたです。絵だけではなく、人間関係においても、社会にでてもそうです。その、「わからないけど気になる」という感覚を大切に(見逃さないように)。


そして、実は具象、抽象と分け隔てることに意味はないのです。絵(画)は具象であっても、実は、全て抽象画なのです。

「絵は感動を描く。よって、全て抽象画である。」
私の敬愛する画家、中川一政の言葉です。
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これらは全て、実は、私自身に言い聞かせているのでした。

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