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2009年9月 5日 (土)

大阪とフランスは似てるらしい

Dscf5269以前、関西にあるデザイン専門学校の学校説明会のお手伝いをさせていただいた。15〜16歳くらいの男子生徒3人が、見た目がどうみてもこてこての大阪のおっちゃんの風貌、実はフランス国籍という何もかも謎な教頭先生とデザイナーというよりクールな理工系の先生と私というけったいな絵図の前に座る。「君等、将来何になりたい?」フランス国籍やけどこてこての大阪人、教頭先生が問う。うつむき加減でいかにも内気な3人、他の二人の回答は忘れたが、残りの一人の男子が「テレビ局のアシスタントディレクター」と答えた。なんでなん?と教頭先生が聴くと「僕、暇なんが嫌なんです」と男子。「ボロボロになりたいん?」つかさず教頭先生。隣で聴いてた私は一人受けてたけど、こんなんじゃ大阪の人は受けないみたい。。
教頭先生、更に、「君等、食う事に困らんな、顔に書いてある。僕は昔パリのポンピドー美術館の前で一日何百人もの似顔絵描いてたんや、顔観たらだいたいどんな人か分かる。君等はええわ、前途ある。」後で聴けば、あの学校はええとこの学校なんや、ということ。
この教頭先生、話はおもろいし、テンポが抜群、謎だらけやし私は大好きになった。そこの学校のパンフレットに私の写真も載せて下さったのが「あれ(あの顔)どうしたん?何かあったん?」って心配された。あと大阪とフランスは似てるというんだけど本当やろか?
経験豊富の身の上話、ええ話をよくしてくださった。若い頃に働き過ぎで友達を亡くした経験から、死生観が変わった、この世は修行や、修行を終えた人に悲しむんじゃなく、ご苦労さまと思うようになった。近頃の人間は宗教観がなくなってきている、目に見えない大きなものに動かされているという宗教観、その大きな力に対する畏怖の心と、畏敬の念がなくなってきてるんや、云々。。あまりにも素晴らしいたくさんの話に涙腺も揺む思いの私は、先生それ授業で生徒に話されてるんですか?話したらめちゃ感動するんちゃいますか?と言うと「話してるよ。せやけど大阪の子っちゅうのはな、先生、その話どこで仕入れてきたん?いうねん」。こんなことじゃ受けないみたい。どんだけ大阪はラベルが高いと思いました。

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