« 「鬼は外、福は内」 | トップページ | 花*花 »

2010年2月 4日 (木)

着物ばなし

01
立春の今日、肌にさすような冷たい外気で背筋が伸びる思いでした。
注文していたおかんの草履の入荷のお知らせをいただき、横浜は藤が丘にある横浜わかやぎさんに取りに伺いました。予めイメージを伝えておくと問屋さんに見付けに行ってくださり、価格と写真を送ってくれるのです。前もイメージしていた下駄を伝え、仕入れてくださったのですが、もう作り手がいなく近かったのですが惜しく、わかやぎさんも惜しいね〜とおっしゃって、私が履くと似合わなかったので遠慮すると、ここ(お店)に置いとけば売れるから大丈夫と、快く対応してくださいました。

このお店は国立のアグレアブル・ミュゼの目利きのオーナー、中野さんが見つけてこられた呉服屋さんで時々イベントに出店されてて私も伺いました。その見立ての良さから、一度お伺いしたいと思ってそれから探し物があると時々相談させてもらっています。

ここが呉服屋とは思えない様な、2坪くらい?の小さな商店で、煙草も招き猫も店内に所狭しと並んでいて、まるでよろずやのごとく、最初行った時はびびりました。が、このなんでも(よろず)屋にみえる2階の座敷に極めて稀な宝が所狭しと眠っておるのです。2階は着付け教室もやられているらしい。
この草履は染め物にも紬にも合いそうなもので、母は礼装に履くけど、殆どは私の履物になるので自分の着物に合うものにしました。色がいい〜。

1
最近京都の小さい織物屋さんで、わかやぎさんがオーダーして仕立てたという西陣の帯を見せてもらいました。これがまたすごくいい!象牙色に、エメラルドグリーンの玉が散らばっています。何にでも合うし、粋。うわ〜すごくいい。なかなかこういう帯ってないし出会わない。自分の訪問着にも合わせてもらいました。うっとり。。目の保養。。

3着物が好きで好きでこの世界に入って運十年、ベテランのわかやぎさんですが、ほんとうに着物が好きなのが伝わって着物の話をされると延々目を輝かせていろいろ教えてくれます。着物の話になると切りがなくてごめんねえと言いますけど、好きな事をされてる人は輝いていて格好いい。
手組の帯びしめや、手織りの帯やら反物など見せてくれたり職人の話などもありますが、青山のどこそこに僕も勉強に時々展示会に覗くいい呉服屋さんがあるから行ってみるといいとか、銀座のどこそこはいいものがあるなど他の呉服屋さんの情報やいいところを教えてくれるんです。
私の持ってる数少ない着物を持って行った時も査定いてくれたり組み合わせをアドバイスくれたり、決して押しつけてこないところがまたすごい。あと、似合わないものを買おうとされるお客さんを辞めさせることが難しい。似合わないものは売りたくないという言葉も良かったですね〜。プロですねー自分の仕事と、見立てと、仕入れに誇りをもっているのが見受けられて感動しました。なので私が行った時も、たくさんは見せずに私に似合うと思うものを1〜2品合わせてくれるだけでこちらを自由にさせてくれるところが心地良いのです。
でも、実際観ると、こんなのなかなか出会わないよ〜という希有なものなのですよこれが。だから着物好きな人は月々お小遣いためておいた方がいいですわ〜。

家に帰って、今日はええ加減辞めとこうと思っていたのに、またもやついつい自前の着物まわりを出してコーディネイトしていた。訪問着に伊達襟付けて着付けの練習したりしていたらあっという間に一日終わっていた。みんな言いますねーあっという間に時間が経ってしまうとわかやぎさんも話されてましたが、時間があっと言う間〜。
今日は帰宅してから2つ仕事をしようと計画たてていたけど、結局もうなしです。
今から知人から長らく借りていた本を返却するのにお詫びの手紙を書いて、今日は終わり〜〜。明日早起きするべし。

*わかやぎさんとお店の近くにあるパスタ屋さんでお昼をご一緒しました。

|

« 「鬼は外、福は内」 | トップページ | 花*花 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「鬼は外、福は内」 | トップページ | 花*花 »