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2011年9月16日 (金)

船大工に恋して

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伊勢市にある、藤井造船に行ってきました。一代で船大工となった藤井昭八棟梁。80歳!若い〜。今まで作った船、およそ木造船50隻、FRP造船450隻以上。
船大工さん自体が今の世の中から消えようとしていて全国にわずかしかいない。漁船を造った時に船大工自らが海上での無事を案じて船の神様、船玉さんを船に込める。船玉信仰自体が姿を変え、船玉を込められる船大工はもういない。船玉さんを知っている人ももうすぐいなくなる。

船玉さんには、サイコロ、船大工の伴侶の髪の毛、小銭12枚、麻の紐、男女一対の人形が入っている。船が沈む時に身代わりになってくれ、一番にこの船玉さんを海に投げるという。また、船が沈みそうになるときこの船玉さんから声を聞く体験をした漁師が何人もいるという。
念が込められているため、船を解体しするときは、お礼を述べて、お炊き上げしたり、家の神棚に祀る地方もあるとか。

こちらの藤井棟梁にお会いできて感激。とても貴重な体験ができました。
このあと、日課であるカラオケの練習に行くからと伊勢市の駅まで車で送ってくれました。おちゃめでユニーク、おおらかな棟梁さんでした。職人の手についつい目がいってまう。この手で500隻もの船をつくったんだと感慨深かった。実家にくる年賀状で飛び抜けて上手な小筆の年賀状があり、それが藤井造船からのものでいつも驚いていたのだが、なんとこの棟梁の直筆だったことが判明。相当器用な職人なんだろう。

とにかく、ほんとに充実した一日で、感謝でした。ものすごく遠かったけど、また是非、会いに伺いたいと思った。

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