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2012年1月29日 (日)

生にふれる。

Sh3f03300001かなの行書。藤原頼朝の詩。


Sh3f03350001盲目の書家の作品。余白がとても奇麗だった。穏やかな字でまあるくて女性が書いてるように見えたが、男性と聞いてびっくり。


Sh3f03310001圧巻の『天』。これは生でないと感じられないのだけど、そこはかとない希望を感じた。

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今週は友達知己の展示に連日行った。私のwebの先生、サタッシュことサタケシュンスケくんが馬喰横山のチェドックザッカストアにて展示。このあたりは現代美術や食べ物など面白いお店が点在していてたびたび立ち止まってしまう。可愛いチェコの雑貨と作品がよくあっていた。相変わらずセンス抜群で刺激をもらえました。2/5日曜日まで。

次に茅場町に移動して現代美術をいくつか。空間ごと見せる現代美術の緊張感も久々。
前後するが、先週は新国立美術館にて春の独立書展で生の書にふれた。知人が入賞していて解説していただきながら鑑賞した。贅沢だった。相変わらずゾクゾクする。
一等賞の独立賞の次の賞の『天』という作品の前で立ち尽くす。
龍に見えた。龍の年である今年を意識したものではないかと言われている。
畳10〜12枚ほどの大きさを渾身で駆け回った作家の足跡(戦いと情熱の形跡)がいくつもついている。
書の半紙に汚れがあるのは一般的にはよくない。提出するときに迷ったらしいが何枚も書いた中でやっぱりこれが一番良かったため一か八かで応募した一枚だったということだった。
この画面からは作家のほとばしるエネルギーが溢れんばかり。その大きさは当然ながら画面以上だった。この前に立った途端、自分の中のもやもやが一瞬吹っ飛んでしまうようで目が覚めた。自分がどれほど小さく思えた事か。
すぐに大事なことは忘れてしまうのだけど...。この作品は未だに自分のなかに強烈に残っている。こういう時、人間の思いが溢れた作品の、生に触れる事の大切さを改めて思う。神様のご褒美、芸術はやっぱり人間にとって必要なものなんだよなあ。


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