« まぶい! | トップページ | 万有引力 »

2012年1月19日 (木)

写真のちから

_mg_1950『いのちをつなぐ海のものがたり』は、自然相手に生きる人たちの姿を描くために、写真をけっこう使わせていただきました。私が伝えたいことやそれ以上のことを、たった一枚の写真が語ってくれました。といっても、イラストには写真とは違うイラストの魅力と力があります。装丁はイラストによる素晴らしいデザインです。

この本をつくる当初から一緒に語り合った友達と、その友達に紹介してもらった写真家と3人で実家に行って写真を撮り合いました。流石にプロは上手い〜!光の取り入れ方が違う〜。
私もはじめて初心者用の一眼レフを買って勉強しました。友達にも教えてもらって日々鍛錬。なんとか・・・、だんだん撮れるようになっていきました。百枚に1枚はまぐれがありました!笑

これは2011年の夏。明け方の4時。ひしこ(片口いわし)の漁に出港前のシーンです。写真家の雅子さんと二人で明け方3時にピタッと起きて眠い目をこすりながら漁港に駆けつけました。念のため酔い止めを飲む事も必須。船酔いしたら二度と船に載せてもらえないだろうからです。
えらい静かな風景に見えるなあ・・・。台風の影響で、沖合までいったものの、ものすごい荒波で引き返してきたあとのリベンジの日だったかも。
台風によるぐわんぐわんと船が揺れる荒波の中、雅子さんが「帰ったほうがいいんじゃない〜?」って何度も私に不安気に呼びかけていたにも関わらず、この日を逃したらまたいつ乗船できるかわからないと、私が粘っていて、でもとうとう地元の漁船が次々引き返してきて、これはまじでヤバいと私らも漁港に返してもらったという。雅子さん、あとで、「正直ビビッた。怖かった!」と。ごめんね〜〜怖い思いさせてまったわ。
こうやって漁船は、てっぺんに明かりを付けるながら海を走るんです。チカチカと色とりどりでこのランプ、かわいらしかったわ〜。


写真:齋藤雅子

|

« まぶい! | トップページ | 万有引力 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« まぶい! | トップページ | 万有引力 »