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2012年4月30日 (月)

海守_浜口惣七さん

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三重県の伊勢市に、浜口惣七さんという92歳の元漁師の
おじいちゃんがいらっしゃる。

海の博物館 から刊行の
書物にもよく載っていたから存じ上げてはいたが、
実際、電話でお話させてもらったときから、
生き仏のような印象の方でした。


なんと!
東京の三越で、デザイナーを3年やっていた経験もおありの方だ。
(戦争から帰国されたあと)

昔から、絵を描くのが好きで、デザインが好きだったそうだ。

そのあと三重県の伊勢市に帰り、24歳で漁師になり、
およそ50年もの間、海と向き合ってきたという。

『先祖からもらった海を、自分たちは、こんなに汚してしまった。
申し訳がたたない』と、
海を奇麗にしたい一心で、浜辺に打ち上げられた海藻で
しおりをつくり、裏に、詩をかき、学校や、組合、
環境活動団体に贈るなど、海を奇麗にする活動をされてきた。

今も尚。

合成洗剤や高度成長期の海の汚染で
一気にヘドロが溜まった伊勢湾の海を奇麗にする運動で、漁師の間では
一時期は、救世主ともいわれていたらしい。

新著の『いのちをつなぐ海のものがたり』が地方新聞に掲載されたのを
みてくださり、本にこのしおりを付けてくださいと、
何百枚か私に贈ってくださいました。

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海を美しくしたいという願い、その美しい浜口さんの心が伝わって来て
泣けてきそうだった。

是非、お目にかかりたいと、GW、会いにいってきました。

お孫さんが、おじいちゃんをのせて、駅まで、
愛車で迎えにきてくださりました。
このお孫さんの、おじいちゃんを見つめる眼差しのやさしいこと。。。
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じんとしました。

ご自宅で、長年、海の汚染について調べたデーターの山、
各学校で授業をしたときの小学生や中学生からの作文集など
たくさん、勉強させてもらってきました。

耳がものすごくいいんですよ。
頭もすこぶるはっきりしていて、
デザインとか、デザイナーとか、横文字が普通にでてきて
92歳とは思えない若々しい感性。

最後に記念撮影していただいたとき、
一緒に並んだ私の事を、「彼女(わしの)。笑」って
かわいいじょーだんもいっていた!
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このおじーちゃんの心が、海そのものだった。

会えて幸せでした。

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