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2012年6月 7日 (木)

浅野弥衛のアトリエ

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浅野弥衛、没後10年に開催された、鈴鹿市神戸の展覧会の2006年時から
実に6年ぶりに、浅野弥衛氏の生家アトリエにお住まいの、
長姉の泰子さんと、ご主人の衣斐弘行さんを所用があって、たずねた。

大好きな、浅野弥衛氏の作品が観れる、あのアトリエに伺えるというだけで
何週間も前から、私は、浮き足だっていた。

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初めて、奥のお座敷の間にお邪魔して、ご住職である衣斐弘行さんと、
浅野弥衛の長姉でもある、奥様の泰子さんと、
たくさんのお話をさせていただいた。

歓談中、浅野弥衛や浅野弥衛の娘さんで、泰子さんの妹さんである
文筆家の浅野美子さんの生前のユニークなエピソードの数々。。

文才はさることながら、お話もとても上手なお方だったが、
料理に才能があって、料理の会を時々開催しており、
それが近隣の方に、とても好評だったこと、犬好きだったことなど。。。

パラミタミュージアムでの亡き父を語る、浅野美子さんのトークは
今でも心に深く残っているほど、お話が上手な方でもあったが、
そのトークのコツなど、どれもおちゃめで、たいへん興味深いものばかり。
まるで今でも生きているように、長姉ご夫妻の生前の思いで話しは、
どれもこれも、愛らしい浅野弥衛という画家の人生と、娘さんの浅野美子さんの
人生とが、生き生き感じられるものばかりだった。

そして、亡くなったあとでも、作品というものは、
一人歩きし、家族や周りの人を惹き付け、
つなぎ続けるものなのだなあと、
あらためて思えるような、ひとときだった。

なんと、奇遇があって、私の高校の時の同級生のお兄さんからの
差し入れという、初物のスイカを3人でいただきながら。

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奇跡のような時間はあっという間に過ぎ、
最後に、浅野弥衛 生前のアトリエの作品を鑑賞させていただく。
今日は、作品を鑑賞することが第一目的ではなかったのだけれど、
やっぱり楽しみで仕方がない。
幸運なことに、アトリエには、今迄観た事がない、パステル画が新たに
展示されていた、何回も近寄ってまじまじと鑑賞す。
ほんとにいい。いつみても、どれもこれも、静かで、おだやかで、強い。

たたずまいも、生き方も、作品も、こんなにお洒落な画家が
地元の神戸(私が通っていた高校がある町)にいたことが、
なにより誇りだった。

この日は、忘れることのできない、贅沢で、夢のような一日でした。

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